腰痛になると、本当につらいもの。普段の生活のちょっとした行動も、痛みで制限されてしまいます。
そこで今回は、腰痛の改善や緩和におすすめな、座ったまま、立ったままできるストレッチをご紹介。
少しの時間で簡単にできるので、ぜひ取り組んでみてください!
座ったままできる!2つのストレッチで腰痛を改善
子育て中の無理がたたって腰痛持ちになってしまう人は、案外いるもの。
腰痛は、本当につらいですよね。
たとえば、「ひねったときだけズーンと詰まる感じがする……」というような痛みを経験したことはありませんか?
そのまま放置していると、足が上がらない、足がつるという症状まで引き起こしてしまいます。
そこでここでは、座りながらでもできる、固まった体をほぐして腰痛改善に効果が期待できる、2つのストレッチを紹介します。
ドローインストレッチ
- イスに座って、背筋を伸ばして軽く前を見る
- ゆっくりと3つ数えて息を吐きながら、お腹をへこませる
- 次に、お腹をへこませた状態をキープしながら息を吸う
※このとき、背筋を真上に伸ばすようにしてストレッチ - 以上を10回ほど繰り返す
背中ひねりストレッチ
- 両手を頭の上で組んで、息を吐きながら上半身を右にねじる
- しっかりひねったところで3秒キープ
- 息を吸いながら上半身を正面に戻し、今度は左にねじる
- 以上を5往復する
そのほか、タオルを使ったストレッチなども効果的なので、詳しくは関連記事を参照してください。
腰の両側の筋バランスを整えるストレッチで、つらすぎる痛みを解消!
一概に腰痛といっても、腰の両側が痛い人もいれば、片側だけが痛いという人もいますよね。
片側だけが痛むなら、筋肉のアンバランス(筋バランス)が原因かもしれません。次のようなストレッチで姿勢を正して、腰痛をスッキリ解消してみませんか?
- ひねると痛いほうの腰を上にして、寝転ぶ
- 下になったほうのウエストと床の間に、直径15cmになるように丸めたバスタオルをはさむ
- 床についているほうの膝を軽く曲げて、上の脚は伸ばす
- 下の手はセルフ腕枕、上の手は頭の上に伸ばす
- 床についているほうの膝を軽く曲げて、上の脚は伸ばす
- 上になっている腕を伸ばして、腰の側面をストレッチする
しかし、そもそも自分の腰の筋バランスが正しいのかどうかは、よくわからないものです。
なお、以下のページでは筋バランスのチェック方法を解説しているので、併せて読んでおきましょう。
正しい立ち姿勢と3つの解消法で腰痛は軽くなる
通勤電車内でもOK!立ったままできるエクササイズで腰痛を緩和
「とにかく痛い!」「寝起きも痛い!」など、ひねると痛い腰はそのままにしていても、自然に良くなることはまずありません。
そこでおすすめなのが、通勤電車のなかでも簡単にできる(※立ったままできる)ストレッチです。
- 両手を腰に当て、肩幅の広さに脚を開いて立つ
- 頭を軸として、コマのように腰を左にゆっくり回す
- 右回しも同じようにする
- 「回しにくい」と感じる部分があったら、とくに念入りに行う
- 以上を、朝昼晩と10回ずつ行えば理想的
※忙しいときには、1日20回程度でもOK
スキマ時間でできる腰痛対策エクササイズ
まとめ
普段の生活に悪影響がある腰痛を改善したい、緩和したいと思っている人は多いはず。
手を当てるほど息苦しく、つらすぎる腰痛ならなおのこと。そのままにしておいてはダメです。
今回紹介したストレッチを、隙間時間を見つけてコツコツ取り組んでみましょう。
固くこわばった筋肉をほぐして、ひねると出てくるイヤな腰痛とサヨナラしませんか?