「マニフレックス メッシュ・ウイング」のレビュー！高反発素材「エリオセル」で寝返りがラク

腰痛対策や緩和というと、日中のケアに集中してしまいがち。でも、1日の1/3くらいが睡眠時間だ。

そのことに気付かせてくれた知人がいて、そこから腰痛克服のために寝具について真剣に考えるようになった。

就寝時を効率的な腰痛ケアタイムにするべく、まず僕が目を付けたのが、今回レビューする「マニフレックス メッシュ・ウイング」。

いや……、実はたまたまテレビ通販で放送されているのを見て、ず〜っと気になっていて。

マットレス買い替えのタイミングで販売店で試し比べをし、これを選んだというのが本当のところ（笑）。

それでは、「マニフレックス メッシュ・ウイング」のレビューをしていこう。腰痛に向くマットレス選びの参考として、少しでも役立ててもらえればと思う。

「マニフレックス メッシュ・ウィング」の基礎情報

「マニフレックス メッシュ・ウィング」はイタリアの寝具メーカーが作るマットトレス。

最大の特徴は、独自に開発した次世代高反発フォーム「エリオセル」を使用している点。

スポーツ選手なども愛用しているし、テレビCMでもおなじみなので知名度は高い。

三つ折りできるので収納スペースを取らないし、扱いやすい商品かなとは思う。

腰痛にも向く商品という噂があるが、はたして本当なのか？さっそくレビューしよう！

腰痛グッズマニア高橋が「マニフレックス メッシュ・ウィング」を使ってみた！

「マニフレックス　メッシュ・ウィング」に決めた理由

ほかのマットレスと比較検討してみたかったので、お店でいろいろ試してから購入。

以前使用していたものが同じく高反発だったのだが、たった2年でへたってしまい、その教訓もあって、密度が高く（※ニュートン＝反発力を表す単位が高いからといって、へたらないわけではない）かつ手頃な価格で、信頼できるメーカー品であることを基準に選定。

ちなみに、低反発のマットレスは腰が沈み込みやすいため、腰痛持ちの人には向かず論外にしている。

その結果、レビュー評価などが高く、売れ筋でもあるとおすすめされた「マニフレックス」が候補に浮上。

マニフレックスと一言で言ってもいろんなバリエーションあり、お店の人からは「エリオセル・ソフト（※硬さ115ニュートン）」を使った「イルマーレウィング」以降のものだと、柔らか目で硬すぎず、僕の体型に合っているだろうとアドバイスをもらった。

どうも僕の体重だと、メッシュ・ウィングは硬すぎるのではないかということ。

……が、値段のこともあり、店員さんの声を無視して、王道のメッシュ・ウィングを購入することに決定！

「カビやすい」という口コミは本当？お手入れについて店員さんに聞いてみた

口コミを見ると、「カビやすい」とアドバイスを求める声が結構あった。

購入前にこの点を店員さんに聞いてみると、やっぱり性質上熱がこもりやすいためか、カビやすいのだそう。

対策として、すのこベッド（床敷きタイプ）や除湿シート、ベッドパッド、敷きパッドなどを上手く活用すること。

「使用後にはそのままにせず、風通しのよいところで乾燥させること（※直射日光はダメ）」、または「布団乾燥機などを使用するとよい」といったアドバイスをもらった。

あとは、3枚のマットでできているので、マットをローテーションで使うのも効果的なのだとか。

みなさん、メモを！

真空パックされて届いたけど……

この状態から普通に使える状態になるまで、丸1日もかかった……。

170ニュートンとかなりの高反発素材、かつ密度も高い商品なのでヘタリにくいという特徴をもつ一方で、空気を含みにくいのかも。

やはりカビやすそうな素材なので、店員さんに教えてもらった方法で定期的に対策をする必要がありそう。

「硬い！」「つらい！」という口コミが心配……

「硬い！」という声がかなり上がっている本商品。そんなに硬いものなのか、気になるよね。

いや〜、想像していたよりも硬い。

1点だけに意図的に力を加えれば沈み込むけど、体全体をあずけると、ほとんどと言っていいほど沈み込む感覚はない。

その硬さと形状記憶力はトランポリンのようでかつ、形が崩れることがまったくなし。

体格のがっちりした男性やアスリートであれば、体が少しばかり沈み込み、よい体勢になるのかも。

女性や子ども、そして僕にとっては硬すぎるようだ。

正直、寝心地がよいとは感じず。高かっただけにショック……。

気になっていた寝返りのしやすさはどう？

体育館のマットくらいに硬いので、反発力は高く、寝返りはしやすい。

ただ、やはり硬い。高価価格帯になるが、硬さの違う、二つの素材を二層にしたものにしときゃよかったかも……。店員さんのアドバイスを、素直に受け入れるべきだった。

朝起きると体のあちこちが痛くて、僕には硬すぎると感じた。

これから購入を検討している人！必ず店頭で試してみよう。そして、硬いなと感じたらそれが答えだ。

この素材はかなり弾力性があるので、使い込めば柔らかくなるということはほとんどない。

レビューがよいからとか、売れ筋商品だからといった理由で選ばないようにしよう。

スリムに折りたたむことができる

折りたたんだときの厚さは「33cm」とスリム。

折りたたんだときにできる隙間部分なども考えると、34cm前後になると見積もっておけば間違いないかと。

「マニフレックス メッシュウイング」を最安値で購入できる場所

どこで購入しても値段は変わらない。

ただし、一部のネットショップでは流出品を販売しているようで、品質が保証されていない商品もあるとのこと。必ず、正規店による販売なのかを確認しよう。

まとめ

ただし、子どもや女性、痩せ型の人や普通の体形の男性は、硬めに感じる可能性が高い。

自分の体形に合ったマットレス選びを心がけ、そのためにも店舗で試してみて、ほかのものと比較検討をしてから購入しよう。